ビール工場見学 ~正しいビールの注ぎ方~
移転しました。
昨日、サントリーのビール工場に見学に行ってきましたー!
最後に15分間、試飲という名の無制限飲み放題(!!)の時間があったのですが、
午前中のすきっ腹状態では一杯が限界でした・・・。(無念。)
一番勉強になったのは、ビールの注ぎかた。
(もちろん生産工程もとても興味深かったですが!)
昔バイトしていた飲食店では、
①グラスを斜めに傾ける
②まっすぐに戻して泡をのせる
だったのですが、おいしくそそぐ方法は全く違っていました。
①グラスは中性洗剤で洗い、自然乾燥。
(ふきんで絶対に拭かないこと!(細かい繊維くずが、きめ細かい泡の弊害となるらしい))
②グラスを冷やす。
(もちろんビールも冷やしておく。ビールの急冷は避ける。(ちょっと冷凍庫に入れてから冷蔵庫に移すと、風味が落ちるらしい。)
③1~2割、グラスは立てたままで高めの位置から注ぐ。
(まず泡で、酸化防止用の蓋を作る)
④30秒ほど待ち、きめの粗い泡が消えるのを待つ。
⑤グラスを斜めに傾けて、低い位置から注ぐ。
⑥残り1~2割のところでグラスを立てて注ぐ。
こんな感じでした!!
今まで⑤・⑥しかやっておらず、それ以前の工程は無視していました。
普段ビールはあまり飲まないのですが、出来立てかつ正しい注ぎ方をされたビールは、非常においしく感じました。
見学したプレミアムモルツと、特別に新製品のマスターズドリームというビールも飲むことができました。
どちらも飲みやすくておいしかったです。
以下、社会科見学の内容も書いておきます。興味のある方はどうぞ!
見学したのは、プレミアムモルツ完成までの流れ。
0 材料調達
麦・ホップ・水。
麦は原材料を食べさせてもらったのですが、すごくおいしかったです。
「製品化して下さい」とお願いしておきました!
ホップは、初めて現物を見ました。なんか可愛い!においが独特でした。
水は地下からくみ上げてそのまま使っているらしいです。(天然水)
1 製麦
麦に水と空気を与え、発芽させます。
適度に発芽したら乾燥させて発芽を止め、根を取り除きます。
「麦芽」の出来上がり。
2 仕込
麦芽と天然水を温めて混ぜます。
麦茶に砂糖を混ぜたような味の「麦汁」のできあがり。
仕込されている部屋は暖かくて快適でした!
3 発酵
麦汁に酵母を加えて低温で発酵させます。
1週間ほどで、アルコール約5%の「若ビール」になります。
4 貯酒
若ビールを低温のタンクに入れ、熟成させます。
5 ろ過
カスや酵母を取り除きます。
6 缶・樽詰
酸素が入らないように、炭酸ガスを注入後に液体を入れます。
梱包して完成です。
すごい勢いで缶がラインを移動していた。工場って感じでした!
そして・・・試飲!!!うまー。
サントリーでは、武蔵野工場・京都工場・熊本工場で工場見学を行っているようです。
費用は、もちろん無料!!
車や自転車で行くと飲めないので注意してください!
結構おすすめのスポットです!!
工場見学楽しいなぁ!またどこかに行こうかな♪